スマートグリッド
“電力計生産へ”GEが発表
12月24日 16時33分アメリカの「GE=ゼネラル・エレクトリック」は、市場の拡大が見込まれる次世代の電力網「スマートグリッド」の事業に、日本で本格的に参入する足がかりとして、国内の電機メーカーと提携して通信機能を備えた電力計の生産に乗り出すことを発表しました。
発表によりますと、GEは、日本での次世代の電力網「スマートグリッド」の事業に本格的に参入するため、「富士電機ホールディングス」と提携することで24日、合意しました。具体的には、来年2月、双方の子会社が出資する合弁会社を設立し、次世代の電力網に対応した電力計の生産に乗り出します。新しい電力計は、通信機能を備え、各家庭でいつ、どれだけ電気が使われたかや、太陽光発電で発電した電力の量などを細かく記録し、電力会社に送信します。こうした電力計は、電力が余ったところと足りないところとの間で電力をやり取りする次世代の電力網の整備には欠かせないもので、日立製作所や東芝なども国内の電力計メーカーと提携して事業の拡大を目指しています。GEが日本市場に参入することで、電力計の開発を巡る競争が一段と激しくなりそうです。
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