柚子の香は英彦山名物。
神仏合体の社であったが明治維新のとき、仏の方は解消され天忍穂耳尊を祭神にした英彦山神社となる。英彦山の名前の由来は御祭神が天照大神の御子、天忍穂耳命であることから「日の子の山」即ち「日子山」と呼ばれた。弘仁十年(819年)嵯峨天皇の勅により「日子」の二字を「彦」に改め、次に享保十四年(1729年)には霊元天皇の御祈願で 「英」 の敬称が贈られ「英彦山」と改称された。脇に杉の巨木と坊舎の並ぶ長い石段を登りつめると奉幣殿の前に着く。壮大な建物で鎌倉時代の作といわれ、国宝に指定されている。その朱塗りの奉幣殿は改装中であった。
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