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6/03/2011

岡まさはる記念@長崎平和資料館

 強制連行、慰安婦、南京大虐殺、、、 岡まさはる記念


●1995年10月1日にオ-プンしました。

●展示は、日本の過去の加害行為と戦後の無責任性を明らかにし、日本政府に真摯な謝罪と補償の実現を求めることを目指しています。具体的には、以下のようなコ-ナ-があります。
朝鮮人被爆者コ-ナ-、「飯場」コ-ナ-(強制連行・強制労働)、日本の侵略・朝鮮編、日本の侵略・中国編、「大東亜共栄圏」の真実コ-ナ-、皇民化・皇国臣民化教育コ-ナ-、中国人強制連行コ-ナ-、端島コ-ナ-、「慰安婦」問題コ-ナ-、南京大虐殺コ-ナ-、戦後補償コ-ナ-、岡まさはるコ-ナ-など。

企画から運営まですべて完全に市民の手だけで行っています。企業や行政からの補助などは一切無く、完全な自主独立を貫いています。

●資料館の理念に賛同して下さる方を中心に、「運営協議会」が作られ、会員には会報「西坂だより」(隔月発行)が届けられます。
詳しくは、下の「設立の趣旨」および「資料館PR用文章」をご覧になって下さい。



【設立の趣旨】

 戦争や原爆の悲惨さはいつまでも深く胸に刻み、これを風化させてはなりません。しかし、悲惨な結果を招いた原因が、残虐の限りをつくした日本のアジア侵略にあったこともしっかりと心に刻む必要があります。受けた苦しみの深さを知ることが、与えた苦しみの深さも知ることにつながらなければ、平和を築くことはできません。
日本の侵略と戦争の犠牲となった外国の人々は、戦後50年たっても何ら償われることなく見捨てられてきました。加害の歴史は隠されてきたからです。加害者が被害者にお詫びも償いもしないという無責任な態度ほど国際的な信頼を裏切る行為はありません。
核兵器の使用が正当化されれば再び使用される恐れがあるのと同様に、無責任な態度が許されるのならば、再び戦争が引き起こされる恐れがあります。
この平和資料館は、日本の無責任な現状の告発に生涯を捧げた故岡正治氏の遺志を継ぎ、史実に基づいて日本の加害責任を訴えようと市民の手で設立されました。政治、社会、文化の担い手は、たとえ小さく見えようとも一人ひとりの市民です。当館を訪れる一人ひとりが、加害の真実を知るとともに被害者の痛みに思いを馳せ、一日も早い戦後補償の実現と非戦の誓いのために献身されることを願ってやみません。


1995年10月1日
岡まさはる記念長崎平和資料館

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