クボタのコンバインや田植え機など、農業機械がアジアで売れるのでは?
アジアは稲作文化
(株)クボタ コンバイン最上位機種「エアロスターダイナマックス」を発売2008年03月21日
業界最速の刈取を実現した担い手向けフラッグシップモデル
株式会社クボタは大型コンバイン「エアロスタープロ」をフルモデルチェンジし、「エアロスターダイナマックス」(5条刈・6条刈、4型式)を発売いたしました。
<収穫作業の開始から終了までのトータル作業能率の向上>
●業界最高速(※1)の刈取速度1.9m/s(ER108)
国内農機で初めてコモンレールエンジン(※2)を搭載し、低燃費、クリーン排気の環境に優しいエンジンながら最大108馬力の高出力を実現しました。クボタ独自の機体姿勢を安定させる機構に加え、刈取部分の回転速度を最適に自動設定する機能や、脱穀に使う業界最長の「こぎ胴」などとを組み合わせ、高精度で業界最速の1秒当り1.9mの刈取作業を可能にしました。
※1・・・2007年12月現在
※2・・・コモンレールとよばれる蓄圧装置に蓄えた超高圧燃料を、電子制御噴射調整する機構をもったエンジン。運転状況に合わせた最適な燃焼状態にすることができ、低燃費化や排ガスのクリーン化を実現する。
●万一の稲のつまりにも迅速に対応
刈取部の各部が開閉できるクボタ独自の「刈取部つまり解除機構」と脱穀部を運転席から自動で開放できる「フルオートフルアップこぎ胴/排ワラチェーンオープン」を採用し、稲つまり発生時の作業ロスを最小限に抑えました。
●業界最速の籾排出時間
脱穀した籾を排出する排出筒の径の拡大などにより、タンク容量満杯時の籾(1950L)の排出時間を約90秒に短縮しました。
<長時間作業でも疲れない高い操作性と快適な居住性>
●刈取部の地面への突っ込みを防止する「楽刈制御」
刈取部下部の2ヵ所の接地センサーが、ほ場の凹凸を確実に感知して刈取部の高さを自動調節し、1.9m/sの高速作業や湿田での作業が安心して行えるようになりました。
●高い操作性の「ダイナマックスオペレーション」
刈取操作に必要なスイッチをレバーに集中配置し、メーター類も視認性を高めて使いやすさを向上させました。
●快適な作業を支える「デラックスインテキャビン」(キャビン仕様)
運転室の気密性を高め、ホコリの侵入を防止するとともに、静音性を向上。運転室内の幅も従来機比70mm拡大し、居住性を向上させました。
<メンテナンス性能の向上>
●各部を最大限に開放する「ダイナマックスフルオープン」
業界初のフルオープン機構の採用により、刈取部やこぎ胴部に加え、エンジン周辺やミッション部分も容易に清掃・点検・整備ができるようになりました。